注記 – 料金には、品質管理レポート、適応可能な場合は暦年代較正、既出結果への24/7アクセス、測定保留に係る経費が含まれています。 お見積りはこちらから
試料の前処理 – 試料の前処理について理解することは、それが最終的な年代に直接影響を与えるので非常に重要です。 前処理のページ 前処理に関するご相談、ご質問、ご要望などがございましたらいつでもご連絡ください。
堆積物(sediment)から炭化物をサンプリングする方法はいくつかあります。
1- ピンセット、マイクロピンセットによるハンドピッキング
2- フローテーション – 比較的サイズの大きい炭化物で粘土に閉じ込められていないものに適用可能
水を用いたフローテーションは堆積物から炭化物を収集、選別するためによく用いられる方法です。フローテーションに用いる水が石油化学物質や懸濁有機物などでひどく汚れていない限り、試料が汚染される心配はありません。 フローテーションを行う際は、(a)実験用手袋を着用し、(b)試料の送付前に12-24時間70℃以下の温度で乾燥させることをお薦めします。
3- フローテーション、分散、フルイによる選別 – この方法は180 micron 以上の炭化物に適用可能です。
180 microns以下の炭化物はmicro-charcoalまたはススといわれます。 180 microns以下の炭化物は前処理の観点からすると問題があります。表面積が大きいので、フミン酸を取り除くためのアルカリ洗浄を繰り返し行うと試料が溶解してしまう恐れがあります。
海洋や湖沼のコアで見られるカーボンブラックを分離する方法には重液やフッ化水素酸などの強酸を用いる方法がしばしば用いられます。Beta Analyticではフッ化水素酸を用いた処理は危険なため行っておりません。
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最終更新: 2022年10月