Pteropodaの放射性炭素年代測定の分析費用は 加速器質量分析 (AMS)の納期によって変わります。(Standard, Priority,Time Guide) お見積りが必要な場合は試料数、ご連絡先などをお知らせください。
AMS Standard – 結果は14 営業日以内にお知らせします
AMS Priority – 6 営業日
AMS Time Guide – 2-3 営業日
δ13C, δ18O
料金には安定同位体質量分析計(IRMS)による d13C and d18O分析、 QAレポート、暦年代較正、 結果への24/7 ウェブアクセスが含まれています。
試料の前処理は、結果に直接影響を与えるため、その内容を理解することが重要です。前処理についてのご相談は、試料をお送りいただく前、前処理を行った後、前処理を行う前などいつでもしていただけます。
AMS による年代測定 は前処理後3mg の pteropodaがあれば可能ですが、50-100 mg をお送りいただくことをお勧めします。 試料量が多ければ、より積極的なクリーニングを行うことが可能となります。(また試験所がQAデータなどの結果を考慮して必要と判断した場合に再測定が可能です。) ほとんどのpteropodaや炭酸塩の試料は付着した炭酸塩を物理的に削り取った後、酸エッチが施されることによって重量が10-30%もしくはそれ以上に減少します。そうすることによってプライマリーな炭酸塩のみを測定することが可能になります。
pteropoda の炭素年代の解釈は 海洋リザーバー効果 のため難しい場合があります。大気と生物圏間の炭素交換は速く起きるのに対して、大気と海洋間ではより大きな時間差が生じます。
研究結果によると大気中carbon 14の滞留時間は6から10年であるのに対し、海洋のそれは何千年とかかる可能性があります。pteropodaの年代により、200-500年の補正が自動的に行われます(グローバル海洋リザーバ効果の補正)。それは大気中の二酸化炭素と海水中の二酸化炭素が平衡状態になるまで200-500年かかるためです。さらに、可能であればローカルなリザーバ効果を補正することによって、個々のpteropoda試料に即したAMS年代を得ることが可能です。
Conventional Radiocarbon Ageを報告します。リクエストにより percent modern carbon (pMC), fraction modern (fM), Delta-14C (D14C) or Δ14C を報告します。
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画像著作権:
NOAA Photo Library, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons
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このエントリーは Saturday, August 13th, 2022 、Radiocarbon Dating の下に投稿されました.